日産自動車は4日、乗用車マーチ、ノート、ラティオの3車種、計11万5774台(2010年6月~14年4月生産)のリコールを国土交通省に届けた。

国交省によると、このうち約5万5千台はスターターモーター(始動装置)の設計ミスで、エンジンをかけた際に部品が壊れ、ショートして出火する恐れがある。12年5月~14年3月に山形、埼玉、岐阜3県で実際に出火する事故が起きた。けが人はいない。エンジンがかからないトラブルも29件報告されている。

全体のうち約6万4千台では製造時に後輪ブレーキのバネに傷がついたため、ブレーキがかかりっぱなしになる場合がある。ブレーキをかけると異常音がするなど、211件のトラブルがあった。

タイや香港など海外でも約6万3千台を販売しており、日産は各国のルールに従いリコールと同様の対応を取る。