WLTP JC08

10月以降に発売される新型自動車から、国際的な測定方式「WLTCモード」に基づく燃費の表示がメーカーに義務付けられます。現在のカタログにある燃費は日本独自の「JC08モード」に基づく燃費表示になっています。ですので、今後は「燃費は何km/Lですか?と聞く場合はどちらのモードでの燃費なのか確認が必要になります。一般的に「WLTCモード」では「JC08モード」より燃費表示値は5~30%ほど悪化します。この影響はハイブリッド車ほど大きくなる傾向があります。

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WLTCモードとJC08モードの違いとは?

WLTCモード:国連のルールに基づく世界共通の燃費測定方法。市街地や郊外、高速道路の走行を想定した三つの数値とそれらの総合値を表示する。装置上で計測する点は同じだが、エンジンが冷えた状態で測定を始めるなど、現行方式より条件が厳しい。

JC08モード:道路を走らせず、計測装置上で加減速を繰り返して燃費を測定する。燃費は運転の仕方や交通状態などで変わる。メーカーではこの運転スペシャリストが運転するため、実際の燃費とかけ離れており実情に合っておりません!

しかし、WLTCモード燃費になれば、とりあえず実燃費との差は小さくなりそうです。それでも実燃費との乖離は車種によってはありそうです。

主な車種のWLTCモードとJC08モードの燃費

10月の実施に先立ち、カタログに新方式で表示するケースが増えてきました。主な車種の燃費です。

※ミライースの場合 約29%ダウン

WLTC 25.0km/L
(市街地:未公表km/L、郊外:未公表km/L、高速道路:未公表km/L)
JC08 35.2km/L

※クラウン2.5 Gの場合 約17%ダウン

WLTC 20.0km/L
(市街地:17.2km/L、郊外:20.8km/L、高速道路:20.9km/L)
JC08 24.0km/L

※CX-3のガソリンモデルの場合 約6%ダウン

WLTC 16.0km/L
(市街地:12.2km/L、郊外:16.8km/L、高速道路:18.0km/L)
JC08 17.0km/L

WLTPモードの特徴として、市街地での燃費、郊外での燃費、高速道路での燃費がそれぞれ表記されましたので、市街地での走行が多い方や高速道路での走行が多い方など、乗り方にあった車選びの参考になりそうです。

また、トヨタの小型車「カローラスポーツ」のマニュアル車G“Z”は、WLTPモードの方が燃費がい結果になっています。車種によっては新旧の燃費が当面併記されるため、車を選ぶ際は注意が必要になります。