本日、フィットHV自動変速機制御コンピュータに不具合でリコールの発表がありました。内容は以下の通り。

不具合内容と原因

1)7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムが不適切なため、低車速でアクセルをオフにした際、エンジンにかかるモータの充電負荷よりエンジン出力が低いため、エンジン回転数が低下することがある。そのため、エンジンの回転が不安定になりエンストするおそれがある。(停止後の再起動及び走行は可能)

2)7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、トランスミッションドライバユニット(TDU)のプログラムが不適切なため、
2-1:車両起動時にギヤチェンジ用アクチュエータの出力を監視している2種類のIC間でクロック精度に差があり、起動準備が完了しているにもかかわらず未完了と誤判断することがある。そのため、メータディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッション点検」の表示が点灯するとともに、駐車状態から起動しなくなるおそれがある。
2-2:車両起動時にプログラムが立ち上がる際、起動に必要な一部データを消去してしまうことがある。そのため、パワースイッチを押しても駐車状態から起動しなくなるおそれがある。

3)7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、ハイドロスタティッククラッチアクチュエータ(HCA)のプログラムが不適切なため、クラッチの締結力を制御するピストンの移動量を検出するセンサが移動量を誤検知することがある。そのため、HCA内部異常と判断し、メータディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッション点検」の表示が点灯するとともに、発進や後退ができなくなるおそれがある。

改善措置の内容

1)全車両、エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムを修正する。
2)全車両、トランスミッションドライバユニット(TDU)のプログラムを修正する。
3)全車両、ハイドロスタティッククラッチアクチュエータ(HCA)のプログラムを修正する。

市場での発生件数

1)18件
2)-1 55件、 2)‐2 20件
3)269件

考察

プログラムの修正を行う場合、書き換え用のコンピューターが不足が懸念されます。大抵の場合、購入店から購入順に行って行きますので、いきなり来店し作業を依頼しても出来ない可能性が高い。それまでは車は使うしかないですが確率論の話になるので発生するかしないかは運次第でしょう。

VWの7速DCT(仕組みは違いますが)は未だに何かの不具合が発生しています。フィットHVの7速DCTは初のシステムということもあり、ハグが無くなるのは当分先かも。