ハイブリッドでの出力**psは、「システム出力」という呼び方がされている。エンジン+モーターなので意味は分かるが、例えばプリウスの場合「エンジン99ps+モーター82ps」両方を最大で使った場合は単純に足し算して181psとなるのだが、カタログ値はシステム出力136psとなっている。同じくフィットの場合「エンジン110ps+モーター29.5ps」システム出力137psとなっている。両メーカーともシステム出力は足し算した値よりも低くなっているが、公式があるわけではなさそう。良く分からん・・・




調べてみると、実は重要なスペックが公表されていなかった事が判明したのです。電池の最高出力。??プリウスの場合、モーター82psとあります。これはモーター自体には82psの能力があるという事。でもモーターを回す電池には82psの能力が無いので足し算したpsにならない。でも公表されていない電池出力はシステム出力から容易に推測できちゃんです。プリウスの場合だと37ps(システム出力136ps-エンジン出力99ps=37ps)。停止状態からの発進ではモーターを使うハイブリッド車としての良さはモーター出力よりも電池出力で決まります。

また、電池出力は回生性能と密接に関係しているので、出力性能=充電性能となります。出力性能が低いハイブリッドは回生能力も低い。加速性能だけでなく、充電能力が低いから燃費にも悪影響を及ぼす、となる。(うん~、難しかったかな・・・)トヨタでもプリウスとアクアの電池出力を調べてみると、プリウス37ps、アクア26ps、アクアは電池容量を大幅に減らしていることが分かる。つまり、アクアの燃費は良いのだが、運転次第では伸び悩む傾向にあってプリウスは運転次第で燃費が伸びる傾向にあるということなんです。

でも単純に、だったら電池出力が大きいクラウンハイブリッド(42ps)の方がいいじゃん、とはならないんですね。車両重量が1630kgとプリウスの1350Kgより重い。重量1トン当たりのモーター出力はプリウスの36psに対し、クラウン26ps。ハイブリッドらしさはプリウスの方が断然高い。だからハイブリッドらしく燃費が良いとなる。

こうやってスペック表を見ていると、ハイブリッドアコードの車両重量はクラウンハイブリッドと同じく1630Kg。でもJC08モード燃費30.0km/Lとすごく良い。電池出力を調べて見ると56psはアウトランダーPHEVの79psに次いで2番目に高い。これなら納得です。調べてみると面白いでしょ?

主なハイブリッドカーの電池出力

車種 システム出力 モーター出力 電池出力
プリウス 136ps 82ps 37ps
アクア 100ps 61ps 26ps
SAI/CT200h 190ps 143ps 40ps
フィット 137ps 29.5ps 27ps
アコード 199ps 169ps 56ps